札幌の高齢者住宅の火災

1月31日札幌の高齢者用の低所得者住宅が火災で11人亡くなった。原因は、1階厨房わきの部屋から火が出て2階まで一気に火が伸び逃げ遅れたことだという。建築基準法上、もともと木造2階建ての店舗として登録され、68年に旅館に用途変更したが、寄宿舎への変更はされなかったという。しかし2016年の消防の定期検査は問題なかった点を踏まえると、法制度で不備があった気もしない。
この施設は60歳以上の入居者が多いことから有料老人ホームという用途ではないかという可能性もあり、スプリンクラーの設置義務があったのではないかという議論がある。低所得者向けの施設にスプリンクラーの設置は困難であり、こじつけの解決策のような感じがする。
またこのような施設は今後も増えていくと考えると、あえて敷居の高い法律を制定する方向は間違っているだろう。早急に有効な対策を事業者とともに検討する必要がある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です