1、丁寧な説明 thorough explanation

用途に合わせた提案の説明だけでなく、空間の環境特性や都市の分析を取り入れた提案を、丁寧に行います。3dcad、BIM、simulatiomといったコンピュータ技術を取り入れ、より客観的な資料を基に提案していきます。特に3dcadに関しては、手書きの平面図では表せなかった細部の表現までも正確に把握でき、新しい空間の表現の基盤となっています。
とはいっても、今まで行っていた手書きのスケッチや、都市を歩いて調査した感覚的で身体的な部分は大切で、切り捨てず提案してくことを心がけています。
そして建築・空間に対する思いを伝えながらコミュニケーションをとっていくことが最も大切なことと考えています。

2、ものづくりの現場主義  craftmanship

近年はネットによる道具や材料の発注をして予算や時間の軽減を図る場合があり、施工会社との細かい連携が欠かせなくなっています。設計者から施工者への一方的な伝達だけではなく双方向の情報交換が建築のクオリティを左右する要素になっています。
特に設備関係の調整は、図面には表れず、現場監理の大変重要な仕事です。通信施設、セキュリティ設備、消防機器など施設の利用と深くかかわる部分は、現場の職人に正確に伝えていかないと満足いく形に仕上がらない場合があります。
BIMや3Dcadを駆使し正確にデザインの意図を伝えていくことを行っていきます。

3、息の長い素材 long-life material

素材の選定では、その素材の装飾性、機能性そして耐久性の3つの性質を把握するところから始まります。素材の価格は、この3つの要素のランクによって基本的に決められると考えています。建材は、もともと大量に生産できるものが基本となっているので、稀少的な側面はほとんどなく、むしろ搬入経路、流通形態から工事見積単価が決められることもあり、地理的な条件なくしては素材の選定できないでしょう。特に自然素材は、素材のばらつきもあり、生産者や職人のネットワークを調査して決めることがあり、設計段階の方向性が建物や空間の質を決定していきます。