自然素材講座 木組み

木組み

木造建築を考えるうえで重要な部分は木組み(構造)です。木材の性質上丸太よりも四角い材の方が加工のしやすいため一般的に四角い部材で構成されます。垂直方向の部材を柱、束と呼ばれ、水平方向の部材は梁、桁、大引など部分によってさまざまな呼ばれ方をしています。木組みのなかには、ログハウスのように材木を横に並べていく工法もありますが、多くは軸組という木のフレームを組んでいく工法が世界的に採用されています。ツーバーフォー、バルーンフレーム、在来工法、SE工法、伝統工法などがあります。
日本で最も多く使われている在来工法について考えていきます。在来工法は、日本の伝統工法をベースに現代の性格に沿った形に改良された工法で、近年の省エネ化の流れでも高気密・高断熱化に対応した在来工法を建築基準法では定めております。
まずは材料の名称がいろいろありますので図を参照してください。ここに挙げているのはごく基本的なもので仕上げを含めると多くの建築用語が出てきます。
木は水分の多いところで腐っていくということです。そのためまず、木を地面には直付けない、地面に近い部材は腐りにくい材や防腐処理が必要になります。また、木の切り口(小口)も水分を吸い込むので露出しないようにする。これらが基本的な考え方で、大工の技術はこれらの基本的な考えがベースに成り立っています。