素材建築について はじめまして。私たちのサイトをご覧いただき、ありがとうございます。このページは、はじめて私たちの建築や文章に触れた方へ向けて、どのような考え方で設計に向き合っているのかを簡単にお伝えするためのものです。 1| まず知っていただきたいこと 私たちは、建築を「完成した瞬間」で評価するのではなく、時間の中で育っていくものとして考えています。素材建築とは、自然素材を使うことが目的ではありません。素材の特性、敷地の条件、職人の技術、そして現場での判断を重ねることで、結果として居心地のよい空間をつくるための設計思想です。そのため、仕様や性能をカタログから選ぶことを出発点にはしていません。 2| このサイトの文章について このサイトには、一般的な施工事例紹介や分かりやすい「答え」を示す記事は多くありません。代わりに、なぜその考え方を選んでいるのかどのような前提で設計しているのかどんな価値を大切にしているのかといった、設計の背景や態度を中心に書いています。少し文章量が多く、読みやすさよりも考え方の正確さを優先している部分もあります。それは、建築は短い言葉では伝えきれないと考えているからです。 3| こんな方に向いています 私たちの考え方は、すべての方に合うものではありません。例えば、できるだけ早く決めたい方価格や仕様を比較して選びたい方流行のデザインを求めている方には、少し合わないかもしれません。一方で、時間をかけて建築を考えたい設計者と対話しながら進めたい空間の居心地や経年変化を大切にしたいという方とは、良い関係を築けると考えています。 4| まずはこちらからお読みください 素材建築について、最初にお読みいただきたいblog記事を以下にまとめました。「自然素材は「エコ」だから選ぶものではない」「私たちはなぜ「素材建築」にこだわるのか」「「余白がある建築」は、なぜ印象に残るのか」これらの記事を通して、私たちが建築に何を求めているのか、おおまかな輪郭を感じていただければと思います。 5| ご相談について 素材建築は、敷地や用途、条件によって成立の仕方が大きく変わります。いきなり設計を始めるのではなく、まずは現在の状況や考えを整理するところからご相談をお受けしています。まだ計画が固まっていない段階でも構いません。無理な営業や即決を前提としたご提案は行っていませんので、考え方に共感いただけましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。 ご相談はこちらから 6| 最後に このページをここまで読まれた方は、すでに「建築をどう考えるか」という点に関心をお持ちだと思います。私たちは、建築を消費されるものではなく、人の生活や記憶の中に長く残り続ける存在としてつくりたいと考えています。「素材建築」という言葉は、その姿勢を忘れないための合言葉のようなものです。ゆっくりで構いません。必要なところから、読み進めていただければ幸いです。