モノトーンと自然素材でつくる昭和初期建築の再生 漆喰の白壁と黒タイルのモノトーン世界に息づく、土の幾何学模様 。昭和初期の建物の骨格を活かし、自然素材の温かみでミニマルな空間を彩る (左官 小沼 充) 白と黒のコントラストを基調とした内装。昭和初期建築の骨格を活かし、落ち着いたモノトーン空間に再生。壁面に埋め込まれた色土の幾何学模様。左官職人のみが扱える高度な磨き仕上げで、空間のアクセントに。希少な職人技による“色土のしっくい磨き”。自然素材が持つ深い色味と質感を引き出した意匠です。窓際に施した飾り格子。壁のデザインと呼応し、建物の持つクラシックさを損なわず現代的に調整。改修前の状態。柱と梁をあえて見せることで、当時の建築の“素の魅力”をそのまま継承カウンターは最小限の機能に絞り、静かなカフェ空間を構成。現在はカフェ機能を2階へ移設。 (左官職人 小沼 充、協同 木村謙一) 前に works一覧に戻る 次へ