川沿いの桜に寄り添う、小さな都市住宅。 丸みのある屋根・土壁・天然木を組み合わせ、わずかな敷地を最大限に活かしたコンパクトハウスです。春には窓の高さに満開の桜が広がり、都会にありながらも自然と静けさを感じられる住まいを目指しました。(左官 久住有生) 桜並木と寄り添う丸屋根のコンパクトな佇まい。 丸みのある屋根と土壁が、川沿いの景観とやわらかく調和する外観。 窓辺に広がる桜の借景。 春には目線の高さいっぱいに桜が広がり、季節を間近に感じられる設計。 立体的につながる暮らしの中心空間。 高さと奥行きを活かし、コンパクトながら広がりを感じる構成。 異なる仕上げが空間に奥行きを与える。 質感の異なる左官がやわらかな陰影を生み、空間に奥行きを追加。 杉の小幅板を現場で曲げて仕上げた柔らかな天井。 曲面によって包まれるような室内体験をつくっている。 土壁と手づくり照明がつくる落ち着いた空間。 自然素材の温かさが静かな居心地を生み出す。 床の間と仏壇が備わる、敬意と落ち着きのある空間。 暮らしに寄り添う和のしつらえを現代的に再構築。 大きな鏡が光を柔らかく反射させ、奥行きをつくる。 清潔感と広がりを感じるシンプルな水まわり。 家具寸法を事前に計画し、暮らしに沿う配置へ。 限られた空間でも快適に暮らせるよう、ミリ単位で設計。 (撮影 坂下智広) 前に works一覧に戻る 次へ