屋外のメイン会場の設計をしました。壁のデザインは左官職人の挟土さんで7つの色の土を使った版築をしてもらいました。豪快な作品になりました。

野外なのでコンクリートの躯体に土を仕上げています。頂部には笠木をつけて雨除けをしています。

土の舞台はシンプルですが、存在感のある建物になりました。土俵のような舞台は土に石灰を混ぜて土間のようにたたいて仕上げました。

その隣には休憩小屋も作りました。こちらは簡易的な建物で土の壁にみんなが集まる空間を目指しました。

田園風景に溶け込む建物にしています。

周りの田んぼと広場を隠しながらも小さい窓で眺められるように部屋のような雰囲気にもしています。

中央の暖炉は大谷石を土台にして円形のベンチを周りに配置しました。

土のイベントなので日干し煉瓦を住民の人と作りました。3000個ほど製作しました。

仮設の小屋で大工さんたちと泊まり込みながら3人程度で製作しました。同時期に製作したモグラの館のデザインを木で作ることにしました。

木の小屋なので軽やかに伸びるような建築を考えました。仮設なので丸太を構造材として使用しています。

保健所からの指導で簡易的な火気使用しか認めてくれなかったのでコンロのない厨房になりました。近くの公民館で調理したものを配膳することにしました。

建物が出来ると不思議と人が集まってきて賑わいが生まれてきます。常に楽しくなるような建物を作りたいと思っていて今回は丸い樽のようなデザインを作っています。丸いので精度をとりながら作りました。

沓脱も作りレストランの雰囲気を作りました。

子供たちも食事よりも遊びに熱中していました。大人も子供も楽しめる空間で心に残るものであってほしいと常々考えています。

きらびやかなデザインではなく周りの風景に溶け込む建築を理想としています。

仮設のレストランは、ほとんどが杉でできています。庇のよしずが唯一ほかの素材となります。庇は日差しが強いので急遽製作しました。

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