最もシンプルな構成の集合住宅で、敷地の特性を取り込んだ構成をとっています。右側の道路側では道路より低い部分は廊下を配している。その反対側では庭となっている。一方、2階では構成を反転して道路側にはバルコニーとし、反対側には外廊下玄関口を配しています。

2階外壁には銅板もしくはガルバリウム鋼板の緑を採用しています。1階部分は漆喰を想定していて、銅板の柔らかい金属と漆喰の柔らかさが全体にソフトな感覚に見えるという期待感があります。

頭部の丸い部分は受水槽を丸く囲んでいます。シンプルな構成で素材感を感じさせるためには大胆な構成で素材感を出していく方向があります。

入口ゲートは少し簡素すぎるかもしれません。初期の計画ではむしろ単純な方がいい気がしています。

模型表現は、全体が理解できますが、素材感までは伝えられません。銅板葺きの初期のイメージとして茶色に塗ってみました。銅が緑にきれいにさびていくには数年かかります。その時の雰囲気をパースで描いていますが、どちらがいいのでしょうか。

collective house project 02

ピロティで支えられた集合住宅。すべての住戸が平等に扱っている配置計画で少しつまらない形態かもしれません。ピロティ空間には鉄骨造とする方が経済的ですが、重厚感というような存在感としては鉄骨よりはRC造が勝っていると思っています。

住戸はロフト付きの空間で高窓からひかりが差し込む構造にしています。

外部階段及び1階玄関機能がこのピロティ空間では機能的につながっていないような気がしています。

階段機能はレンガもしくはレンガタイルにしてデザインの重厚感をでしています。2階部分は漆喰でまとめて軽さをでしていくデザイン構成です。

模型とパースを作ることで頭の中の整理しつつデザインの方向性を確認していきます。細かい部分でもう少し検証していく必要がありそうです。全体と部分とのバランス、素材感を大切にしながらまとめあげていく基本的に方針には変わりありません。

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