建築確認の誤解

民間検査機関ビューロベリタスジャパンによる確認申請の詳細な項目について書かれています。かゆいところに手が届く感じで詳しく書かれています。あまりに詳しすぎて理解できていない箇所があり、自らからの勉強不足を感じました。確認申請を頻繁に検査している会社にしてみれば簡単なことでも、年に多くても2~3本くらいしか申請しないものにしてみれば複雑すぎる法律になっています。自然素材を使いこなそうと思っている設計者にとって基準法は敵みたいなもので、防火、避難、構造などの視点で考えると自然素材は厄介者として規制の対象になっています。近年は、木材の利用促進をきっかけに自然素材を受け入れようとしていますが、それらが基準法の告示項目として緩和事項が書かれています。条文では「いけません」と書かれているのが、告示では「これを使ったら緩和します」という感じで書かれているので、2つを法律を読み解かなくてはいけない状態になっています。はっきりこれだったら大丈夫と書いてほしいものです。
近い将来Aiが勝手に図面を読み解いてくれて、申請に必要な注意事項を申請者に教えてくれたらと妄想してしまいました。

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